撮りためた写真のデータを利用して、自分のオリジナルのアルバムを作成してくれるサービスがフォトブックです。フォトブックを作成することによって、埋もれて行ってしまうデータを有効活用することが出来るばかりか、ついつい煩雑になってしまうメディアの整理整頓も同時に出来ます。そんなメリットがあるフォトブックですが、手掛ける会社も多いためアルバムや紙質などの種類もさまざまで、選択するのにも一苦労です。ここでは作成にあたってポイントとなるアルバムの綴じ方の種類をポイントの一つとして見ていきます。
通常本を読むときなど、あまり製本の技術のことは気にしませんが、いざ自分がフォトブックを作成しようとなると、綴じ方の違いが重要なポイントの一つだと気づきます。綴じ方とは、どのようにして各ページをまとめて一冊の本に仕上げているかという方式のことです。主な綴じ方としては、無線綴じ、糸綴じ、合紙製本の3種類があります。この違いは強度の問題もありますが、見やすさから言うと、合紙製本、糸綴じ、無線綴じの順番で見やすさが良く、価格の面でも同じ順番で高価になります。
無線綴じは、各ページを本の背の部分で糊で固めて綴じる方法です。一番多く採用されていて、コストも安く抑えられるのが特徴です。商品によっては、開いたときの真ん中に、より近い部分で折り目を付けないと見づらいものもあります。糸綴じは、各ページをまとめた本の背の部分を、糸を通してまとめる方法です。
本ののど元まで広く開くことが出来るため、見やすいのが特徴です。合紙製本は、2枚の印刷した紙を貼り合わせて製本するため、フラットに開いて見ることができ、とても見やすいです。ページまたぎのレイアウトでもずれることなく仕上がることが特徴です。どれが良いかは好みになりますが、ページまたぎのレイアウトが好きな方は、合紙製本が一番適していると言えるでしょう。